- COLUMN
- 2021.05.12
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🍃シミにも種類がある!。。 香取先生のコラム
こんにちは。
だんだん日差しが強くなってきましたね!!
そこで、今回はシミの種類についてお話させていただきます。
シミとは、薄茶色や濃褐色の色素が肌にあらわれるもので、大きく次の4つに分類されます。
<シミの種類>
①日光黒子 別名 老人性色素斑(ろうはん)
☆特徴及び原因
いわゆるシミと言われるもの。境界がはっきりした褐色、または黒っぽいシミで、米粒大から数センチのものまで大きさは様々。紫外線が原因となってでき、特に中年以降に増えるが早い方は20代から出現。
頬骨など紫外線のあたりやすい部分や手の甲や前腕等にもできやすいのが特長。◆*――――――――――――――――――――――――――――――――――――――*◆
②雀卵斑(じゃくらんはん)
☆特徴及び原因
いわゆるそばかすと言われるもの。直径3~5ミリの小さな茶色い丸い斑点で頬や鼻周りに多く見られる。遺伝性が強く、3歳ごろから見られ、思春期に特に目立つようになる。肝斑との鑑別は難しいが、最初から鼻の上にもしみがあることが鑑別点になる。遺伝的要因が強いが、紫外線により悪化したりし、春から初夏になると色調が濃くなることがある。
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③肝斑
☆特徴及び原因
女性の顔に多く生じるシミで、妊娠・経口避妊薬などにより誘発あるいは悪化するので、女性ホルモンが関連して発症するといわれている。紫外線で少し悪化する。薄い褐色でやや大きく、頬骨上や頬、鼻の下、額、口周りなどにに沿って左右対称にできるのが特徴的。地図のような形状をしているのが特長で、30~40歳代に発症年齢が集中している。症状が見られるのはだいたい50歳代後半まで。男性には滅多に生じない。従来のレーザー治療では悪化するといわれている。
◆*――――――――――――――――――――――――――――――――――――――*◆④炎症後色素沈着
☆特徴及び原因
老人性色素斑と違い、境界はわかりにくく、色調もムラがある。やけど、ケガ、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミ。また、仕事やゴルフで日焼けを繰り返すと高率に生じる。年齢・性別・部位に関係なくできる。ターンオーバーとともに、しだいに消えることが多いが、皮膚の炎症が悪化して色が濃くなってしまった部分は、消えずに残ることもある。虫さされの跡が残ったり、ムダ毛を処理して毛穴が黒ずんだりすることがあるが、これも炎症後色素沈着の一種。色素沈着をおこした場所が紫外線を浴び続けると、色がだんだんと濃くなっていくので注意。黄色人種に特有のシミ。◆*――――――――――――――――――――――――――――――――――――――*◆
「番外編」
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
☆特徴及び原因両側の頬骨のところを中心に、褐色から灰褐色、紫褐色や青みがかった色素斑が増えてくる疾患です。別名、「両側性太田母斑様色素斑」とも呼ばれ、太田母斑という青アザの仲間で真皮にメラノサイトがある色素病変。シミではなくアザの一種。肝斑と思われやすい。原因は、実ははっきりしたことはわかっていない。遺伝的な要因やホルモンバランスの乱れ、紫外線等に影響を受けると言われることが多い。
<効果的なシミ対策・予防方法>
〇保湿で肌のターンオーバーを正常に保つ
茶褐色のメラニンが肌に沈着してしまうとシミが発生する。これを防ぐためには、肌のターンオーバーを促し、メラニンの排出を促すことが大切。肌が乾燥するとターンオーバーが停滞してメラニンが沈着しやすくなるので、丁寧かつ十分な保湿を行う。
〇ビタミンC誘導体配合のアイテムを使う
ビタミンCには、メラニンの生成を抑制するとともに、黒色メラニンを淡色に還元する作用があるため、シミ対策に効果的。スキンケアに取り入れる際は、肌に浸透しやすいように改良された「ビタミンC誘導体」配合のアイテムを使うのがオススメ。
〇刺激の少ないスキンケアを心がける
摩擦などの刺激も、シミの原因になる。そもそもシミの元となるメラニンは、刺激から肌の細胞を守る盾のような役割を担っている。そのため、紫外線を浴びたときだけでなく、摩擦などの強い刺激を受けたときも、メラニンが過剰につくられてしまう。できるだけ低刺激なスキンケアアイテムを使うとともに、摩擦の少ないやさしいケアを行う。
〇生活習慣を見直す
シミには、生活習慣の乱れも関係している。睡眠不足、栄養不足、血行不良、ストレスなどが続くと、肌のターンオーバーが停滞し、色素沈着が起きやすくなってしまう。日頃から十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動などを意識して、めぐりの良い肌に整える。食事では、肌の代謝を促すビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどを積極的にとると効果的。
〇紫外線対策を毎日続ける
紫外線は、季節を問わず年中降り注いでいる。日焼け止めなどでの対策は、毎日欠かさず行う。シミができやすい頬骨辺りは、日焼け止めを重ね塗りすると安心。さらに日差しの強い日は、帽子や日傘、サングラスなどを併用して、紫外線をしっかりブロックすることも大切。
シミの種類によってオススメのサロンケアが違います。
お肌にあったメニューをご提案して施術を行いますので、ご遠慮なくご相談ください。
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