- COLUMN
- 2020.07.31
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🍃しつこい肩こり
みなさんこんにちは!
最近、肩こりや背中の張りなど上半身のお悩みを抱えた方が増えている気がします。様々な原因がありますが、その一つとして「菱形筋」という筋肉があります。それは肩甲骨の内側にある筋肉ですが、それが固まると肩甲骨の動きをロックしてしまいます。すると肩甲骨が真ん中に寄らなくなり、肩が内に巻き、猫背になったり呼吸がしずらくなったりします。そもそも腕を上げる時は肩甲骨が動いて、初めて100%の可動域(動かせる範囲)を実現させるのです。つまり、肩甲骨が動かないと別の筋肉を使って腕を上げようとするので、背中はさらに固くなり張りが生まれ、頻繫に使う肩の筋肉は凝ってしまいます。そこで菱形筋に対して効果的なのが鍼になります。マッサージだと深層にある菱形筋のより、皮膚に近い浅層に「僧帽筋」という筋肉が存在するので、指圧だと僧帽筋を介した刺激になってしまうのです。しかし鍼なら直接刺激を与えることができますので指圧ほど僧帽筋を傷つけずに済みます。鍼の刺激はズーーンと中に響くような特殊な感覚ですが、それはしっかり筋肉を内側から柔らかくするために感じます。刺激が強い時は調節しますのでご安心ください。それがほぐれれば背中の張りはもちろん軽くなりますし、胸が張れるようになり、呼吸もしやすくなります。今回ご紹介した原因が似ていたり、自分もそうなのかなと思った方はぜひ、お越しください!もうすぐ梅雨も明けるということなので、身体もシャキッとしていきませんか?